横浜市港南区、市営地下鉄・上永谷駅の地上ホームからこんもりと緑が見えます。
駅からその方向に歩みを進めて行き、緑の部分に差しかかると…あら ? …明らかに空気が違ってきました。爽やかな…そう、クールミントのような空気が、全身を包んでいく感じです。
鳥居の前に着きますと、道路を挟んで用水路があり、その水の音が清々しく、身体を洗い流しているようです。
初めて訪れたのは、2017年。少し時間が出来たので、お詣りして、御朱印とうそ鳥ちゃんをいただいて帰りました。
本殿の奥にとっても大きな樹があった…透明な『氣』が降りそそいでくるようで圧巻、圧倒的なパワーのある樹、という印象が残りました。
そして2021年、再び訪れると『日本三躰 永谷天満宮』というのが目に入りました。前回は駆け足状態でしたのでスルーしてしまったようです。日本三躰とは (・・?)
読んでみると、スゴイ…(゚o゚;; ホームページ等によりますと、永谷天満宮は…。
『菅原道真公の御自作の御神像をおまつりする由緒正しきお宮』なのです。
道真公が太宰府に左遷された後、鏡に向かってご自身の姿を三躰の木像に彫刻、一躰を五男・淳茂に下賜された。淳茂公は関東に持ち帰り永谷郷に移り住み、朝夕、太宰府に向かって崇拝したことが、永谷天満宮のはじまりであると伝えられている、とのことです。
菅原家の魂が宿る場所…だからでしょうか? 横浜の住宅街の中にもかかわらず、ここだけすっぽり異空間を感じます。
通りかかる人が鳥居の前に立ち止まって深々とおじぎしてる姿を、何人か見かけました。御創建から五百余年、今も変わらず『村の鎮守様』の役割を担っているのを感じました。
ここのうそ鳥ちゃんは、『鷽まもり』。社務所で通年いただくことができます。
木の根付けタイプで、梅に永谷天満宮とあります。
持ち歩けるので、いつでも眺めては、ほっこりできます(⌒▽⌒)
☆ 境内ウォッチング
鳥居
御由緒
神牛さん 木の下に横たわり参道を歩く私たちを迎えてくださいます。
手水舎
階段を登ると本殿。
本殿におおいかぶさっている、大きな樹(氣)に守られているかのよう。
本殿
♦︎ 本殿の左側には…
入口。階段を登った先に御神木。
なんだか神秘的な感じがします
御神木…2017年
御神木…2021年
350歳(@_@) 精霊が宿っているかのように神々しい
♦︎ 本殿の右側からは…
菅秀塚への近道です。登りきったところに空間が
菅秀塚。
空気が澄んでいると富士山が見えるそうですが、この日は盛夏。蝉が大合唱 ♪♪
はるか昔、この場所で何を思っていたのかな? と思うと感慨深い
浅間神社とありました。
御神木と菅秀塚を結ぶ小道は、紫陽花の散歩道。一周できます。
♦︎ 2021年9月25日〜26日 令和の御開帳
12年に一度の御開帳。
本殿の中に入って、道真公の木像に直接手をあわせ、お詣りできます。
大きさは一寸八分。ぱっと見ため10㎝くらいかな?と思うほどで、お顔の表情まではわかりませんでしたが、何かまばゆく感じました。
御神輿
☆うそ鳥ちゃん
根付け…800円
キョロっとしたお目々が、かわいい♡
うそ鳥ちゃんに梅と鈴が付いています。梅には『御守』と神社名。鈴には梅の模様があります。細かいとこにもポイントありです ♪
☆御朱印
御朱印…300円
丑年大祭記念御朱印…500円
☆基本データ
☆電話 045-844-7244
注) 価格は飛んできた当時のものです
※ 詳細はホームページ参照
☆メモ_φ(・_・
♦︎ 2017年7月4日
♦︎ 2021年6月
♦︎ 2021年8月
♦︎ 2021年9月26日