素朴なカールのうそ鳥ちゃん♡
上町天満宮 (うえまちてんまんぐう)
九州遠征シリーズの第3弾です(๑˃̵ᴗ˂̵)
福岡市西区、JR 今宿駅から徒歩10分弱で上町天満宮に到着しました。
この日(2018年1月7日) 最初に訪ねた老松神社では、たくさんの人がいて盛り上がっていましたので、ここも同じなのかなぁ〜?と思っていたのですが、なんだか静かです。あら?間違えたかな?と、ちょっと心配になりました。が……本殿に近づくと……
いました!! うそ鳥ちゃん\(^o^)/
目が♡マークで見つめていると、(たぶん)神事の準備をされていた方が、ご丁寧にうそ鳥ちゃんの説明をしてくださいました。
「どこから来たの?」と聞かれたので、関東のとある地名を答えると「ほぉー、そんな遠くからー」とビックリされたお顔 (@_@)
「この間ね、横浜の人から頼まれて、これを送ったんだよ。なんでかなぁ…@#¥○△…」と、うそ鳥ちゃんを欲しいと、わざわざ連絡してきたことが、不思議なご様子…
「今、人気がある、と言いますか…亀戸天神では2〜3時間、並ぶんですよー」と言いましたら「へぇぇー!!!!」と、しきりに感心(?)されていたのでした。きっと子どもの頃から身近な存在のうそ鳥ちゃんが、まさかまさか、世間で静かなブームになっているとは思いもよらなかった…というリアクションに感じたのでした (⌒-⌒; )
『今宿上町天満宮 鬼すべ行事』は福岡市の無形民俗文化財に認定されており、毎年1月7日に鷽替えと共に行われます。
鬼さんが各家を訪れ祝福し、各戸ではお酒やお料理でおもてなしするとのこと。
家庭に鬼さんがお邪魔する?…秋田のなまはげさんのようですね。先日のニュースで、なまはげさんの訪問を断るケースがある、と聞いたので、ここでは大丈夫なのですか? と質問したところ、最近は代表の家を訪れる形式に変わってきたとのことです。
伝統を続けていくというのは大変なことで、時代とともに少しずつ変化して、マイナーチェンジを繰り返しているのかなぁと感じました。日本の良き伝統行事はいつまでも続いてほしいと願っております。あの日お忙しい中、気さくにお話ししていただきまして、ありがとうございました( ◠‿◠ )
うそ替えは、各家庭にあるうそ鳥ちゃんを持参して、新しいうそ鳥ちゃんと交換して持ち帰るスタイルのようです。
うそ鳥ちゃんは、太宰府天満宮系でカールがありますが、ダイナミックに広がっているカールではなく、ごくごく控えめなカールで、独自路線。前面に赤い梅と神社名があります。
ケースに入った『飾りうそ』と、おみくじうそ鳥ちゃんがいまして、おみくじタイプは「今年(2018年)から」とのことです。
全体的になんとも素朴な感じで、好感が持てます。地元の方の家庭をを守って、地元の人たちには大事にされているように思えます。
神社の雰囲気にうそ鳥ちゃんがとってもマッチしていて、ほっこりできて良い感じなのです( ◠‿◠ )
☆境内ウォッチング
入口 2本の石柱の間にしめ縄がかかっています
御神木 根元のコブコブがチカラ強い
本殿 内部は歴史を感じ、額は風格があります
奥に鬼すべ祭の式次第と赤い鬼さんの仮面があります。これをかぶるのでしょうか? かぶるには大きいですかネ(^_^;)
整列しているうそ鳥ちゃんたち♡
右側のうそ鳥ちゃんは地元の方が作ったそうで「1体どうぞ」と言ってくださいましたので、喜んでいただきました(╹◡╹)♡
ケースに入っていて、そのまま飾れるので嬉しいですね。
☆うそ鳥ちゃん♡
左…お連れしたうそ鳥ちゃん 右…飾りうそ 1000円
羽はやや下についています。飾りうそ鳥ちゃんは3段カール
おみくじうそ鳥ちゃん…200円
前面に梅の紋、後ろに神社名があります
集合〜♡
♦︎比べてみました! おみくじうそ鳥ちゃん集合〜 似てる? 似てない?
左…太宰府天満宮 右…成子天神社
☆基本データ
☆住所 福岡県福岡市西区今宿3-14
☆電話
☆ メモ_φ(・_・
♦︎ 2018年1月7日
ありがとうございました。 20211220